さあ、後半年度のスタートです!【第10期】中間定期本部大会開催報告

2023.10.10 17:35 公開

2023年10月5日(木)品川フロントビルにて、第10期(中間)定期本部大会が開催されました。

第10期より1年一期から2年一期へ変更をしました。この10月で、折返しを迎えたことになります。

さあ始まるうさよ~🐇

まずは、第10期これまでの経過報告に始まり、後半年度の活動計画の提案をおこないました。

各担当からの提案を見届けるイングちゃん

また予算に関する提案もおこなった後、前半年度における組合活動へ貢献された支部活動の表彰の提案です(3支部)。

【対象者】日本橋分会 兼任執行委員2名 

【活動内容】兼任役員が主体となりVOICEサイクルの聴くを起点にした「子育てcom」を新たに立ち上げ。育児に関わるメンバーの課題解決、メンバーの連携や助け合いの風土醸成を図ったダイバーシティ推進の取り組み 

【対象者】広島三越支部 兼任執行委員3名 

【活動内容】 兼任執行委員全員が職場委員会を主体的に運営し、メンバーが声をあげる風土づくりを推進。その土台を活かし執行委員の「DO宣言」を遂行、職場課題の解決や新たな活動に繋げたVOICEサイクルの取り組み 

【対象者】IMPD支部 兼任執行委員3名

【活動内容】 兼任執行委員による職場委員会で課題を話し合い、役員自らが職場で能動的に働き方を変え、業務改善を推進。その成果を職場で知らせ課題解決を継続したことや、労使通年協議の項目へ反映をしたVOICEサイクルの取り組み 

昼食を挟んで、午後からは分科会に別れて、支部内でこれまでの反省、今後の取組の共有、現時点での疑問点や意見など、活発に話すディスカッションをおこないました。

ディスカッションの後にグループで集約したご意見の一部を掲載します。

【組合員意見】昨今、比較的若手の方の退職が目立っているように思う。キャリアがなかなか描けなかったり、将来に不安を感じていたりするのではないか? 全社において、入社してから30歳くらいまでの、若手の方を対象とした教育アプローチが必要ではないかと感じる。 組合としても、更なる教育機会の提供という点で、何か検討してもらえないか。

【担当者回答】これからも、組合本部としては、ライフキャリアプランニングの機会提供などはおこなっていく。 一方、全社においての教育体系については、確かに現時点では労使の取り組みにおいて、進展がない状況。これは今後しっかりと検討していく。 

【組合員意見】IMGUをより強い組織に持ち上げようと、これまでもVOICEサイクルの活動、特に「聴く」という点を重視して取り組んできた。 一方で、最近は、会社の方もメンバーの声を聴くようになってきており、労使会議の場でも、お互いに持っているメンバーの声が近しいものになっているように感じている。 独自かつ生の声を持っていることが組合の強みであり、この点を強めていくためのサポートを本支部二人三脚で実施してほしい。

【担当者回答】「聴く」で得たメンバーの声をどうやって経営に伝えていくかは難しい。この課題解決の鍵になるのは、やはり問題の真因を探る問題解決力だと思う。 前半年度から支部間の連携は図ってきたが、今後はより強化していきたい。具体的には「話し合う」の手法の共有や、専従者のスキルアップ、マネジメント力の強化をおこなっていく。 

【組合員意見】現在、各支部にて作成中の労働福祉ビジョンについて、あるべき姿が明確になり、中長期的に推進していく活動の整理をおこなえていると感じている。 一方で、会社にも中期経営計画や中期ビジョンなどがあり、メンバーが混合してしまわないかと気になっている。本部としても、この先の進め方の共有や各支部のサポートを行っていただきたい。 

【担当者回答】組合本部の支部統括担当者や労働福祉担当者を通じた各支部へのサポートは今後もおこなっていく。 「中長期的なあるべき姿」という点では、会社も組合も同じものを見ていると思う。しかし、立場が違えば、そこには差異が出てくる。この差異が、協議をしていく上で大切なものと認識している。 後半年度の活動の中で、この労働福祉ビジョンをツールとして使いつつ協議をする土台をつくっていきたい。 

頂いたご質問・ご意見の回答を各担当からおこない、提案採決となり、満場一致で可決しました。

提案採決の様子

最後には本部執行委員長より、直近でのそごう・西武労働組合のストライキの経緯の説明や、前半年度の総括、後半年度へ向けての挨拶があり、無事閉会を迎えました。

さあ、前半年度は一区切りということで、ここから後半年度に入ります。

2年一期に仕組みを変えたことの大きな意味合いは、組合活動の実行スピードを高め、柔軟性をもって活動を展開することです。

先行き不安な、不確実性の高い現環境では、トライ&エラーを繰り返し、日々の活動を愚直に進めていくことが、とても大切であると考えています。

IMGUの10月以降の活動に関して、本部ならびに各支部執行部一丸となって組合員の働きやすさ・働きがいを求め、皆さんと進んできたいと思います!

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